オリジナル企画 ステキ人インタビュー

ステキ人インタビューNO.001「ミヤケストラ(三宅恭介さん)」〜日本中のステキ人に音楽を届けるオーケストラ〜

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本日のステキ人のご紹介は、日本中のステキ人に音楽を届けるオーケストラ「ミヤケストラ」のリーダー、三宅恭介さんです。

大学3年生から独学で始められた音楽のスキルを活かして、2019年からその人をテーマにしたオリジナル曲をプレゼントする「ミヤケストラ」の活動をスタート。

プレゼントする相手は、こどもから学生、社会人、そして海外まで..。贈られた相手だけでなく、聴く人みんなの心があたたまる素敵な活動です。

本業はビジネスマンである三宅さん。軽快なフットワークで、日々音楽で人と世界をつなぐ「ミヤケストラ」の活動についてお話しいただきました。

「ミヤケストラ」Youtubeチャンネルこちら

ミヤケストラを始めたきっかけ

去年の1月に農業をしている親父に親孝行がしたいなと思い、親父が販売する農作物の販促に繋がるようにと曲を作ったのがきっかけです。

カレーの歌(「ステキな彼〜今夜は熱々カレー」〜」)や、シチューの歌(「シチュー〜世界で一番さ〜」)を作りました。

そこから創作意欲が湧き、出会った素敵な人に曲を届けるという試みを、以前同じ職場だったメンバーの山下さん(カホン)に声をかけ始めました。

この時期は、縁を感じるような出会いも多く、「フラッグ」や「つなぐ絵」など次々に制作をしていきました。

「フラッグ」(えもてなしメンバーで当時大学生だった亮平くんの全国原付の旅をテーマにした曲)

つなぐ絵(「えもてなし」をテーマに制作いただいた曲)

 

今、思えば「頑張っている人に曲をプレゼントしたい」「素敵な人を応援したい」という想いで曲を書いていたのかなと思います。

素敵な人に曲をプレゼントすることで、こちらも嬉しい気持ちになって、そこから輪が拡がる…曲を作るごとに「ミヤケストラ」のやりがいを感じるようになっていきました。

ミヤケストラの楽曲の作り方

「楽曲を作りたい」と思ったら、まず自分でだいたいの構成を作って、そこからメンバーの山下さん(カホン)と一緒に曲にリズムをつけていきます。

ミヤストラメンバーの山下さん(カホン)

サックスを入れた方がいいなと思う曲には、京都にいるメンバーのゲンタ(サックス)にリモートで入ってもらって仕上げていきます。

ミヤケストラメンバーのゲンタさん(サックス)

拡がるミヤケストラの活動

楽曲をプレゼントするという活動以外にも、去年の夏、デイサービスから相談があり、メンバーと仲間で楽曲を演奏しにいきました。

そこではオリジナル曲ではなく、入居者の耳馴染みの昭和の楽曲を演奏しました。

デイサービスでの演奏

他にも、ミヤケストラをきっかけに英会話スクールの先生と知り合い、一緒に音楽で楽しみながら学べる英会話の教材を作るという活動もありました。

曲ができたら、子供が喜ぶように曲にアニメーションをつけて…デザインを加えて…最後はネイティヴの人に歌ってもらって…と自身がプレイヤーではなく企画にも携わるなど楽曲制作の幅が拡がっています。

Tongue Twister Song(OP.ver)

 

また最近では、子供向けのキッズスクールを運営されている先生から「世界中の子供たちが楽しめるおにぎりソングを作ってほしい」という依頼があり、ダンスを交えた、おにぎりの曲(「さんかくおにぎり まあるいきもち」)を作りました。

さんかくおにぎり まあるいきもち(Dance&Sax)

そのほかでは、去年難民キャンプに足を運び、ボランティアを行ったので、その時の自身の経験をもとにした楽曲なんかもあります。

Connecting The World〜世界は繋がっている

去年は自分自身いろいろなことに挑戦して、たくさんの楽曲が生まれた1年でした。

今後ミヤケストラで実現していきたいこと

これまでのミヤケストラの活動で、音楽があることで、人との距離が縮まりやすくなったり、遠く離れた相手でもコミュニケーションが円滑になることを実感しました。

これからは日本だけでなく、より世界中の人とコミュニケーションをする時代だと思うので、世界中の人に届くような…国籍とか年齢、職業の垣根を無くしたグローバルな活動をしていきたいですね。

今後、5Gで通信状況が整えば、世界中でセッションが出来たり、世界中に音楽を届けることが可能になると思うので…広い視点を持って、挑戦していきたいです。

 

最後に…三宅さんが思うステキ人とは?

ステキ人とは、今その瞬間をこれでもかと言うほど楽しんでいる人

 

三宅さん、ありがとうございました!

 

編集後記

三宅さんと初めて出会ったのが、2019年の春。

「えもてなし」の活動に興味を持ってくださり、話を聞きたいと、わざわざ地元のスターバックスまで来てくださいました。

そして、お会いするやいなや「実は…”えもてなし”の曲をイメージして作ったんです」と三宅さん。おそらく人生最初で最後であろう、初対面で名刺ではなく”曲”をいただくという経験をしました。

その日から今日までご縁をいただいているのですが、自分が思う三宅さんのステキ人なところは「誰に対しても平等に接してくださること」です。

三宅さんは年上・年下に関わらず、相手のことを尊重して、分け隔てなくフラットに接してくださるので…「誰もが会いたくなるステキ人」です。

三宅さんと出会ったら、自分と同じように人生が楽しくなる人が日本中にたくさんいるんだろうな…と自分は感じています。

性別・年齢を問わず出会った人を笑顔にする三宅さん…これからも益々のご活躍を応援しています。

 

2020年5月5日 インタビュー by Zoom(タナカ・さき・亮平)

文・タナカ

タイトルデザイン、似顔絵制作・タナカ

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