【課外授業「えもてなし特別授業〜小田原市立新玉小学校〜」】
先日はえもてなし史上、そして私史上 “初”の
小学校講演をさせていただきました。
教育学部ということもあり、小学校はとても馴染みの深い場所.
でも今回は、ご招待いただくという特例なのでそれはもう緊張です。
着いたら
ご丁寧にこんなご案内が…!
先生方のお心遣いにほっこり…。
今回は
リーダーのタナカさんが、スペシャル似顔絵講座を、カメラマン•広報のリョーヘイは日本一周した時のお話を、そして私サキは、オーストラリア留学に行った時のお話をしました。
私が伝えたこと、それは…
[1つ目] 実は全く英語に興味がなかったこと
そして、もちろん英語を話せなかったこと
「知っていた単語は、Helloと…」と
話しはじめると、子どもたちの方から
「Good morning !」とか「OK!」とか単語が出てくる出てくる…!流石、アウトプットの天才です。
そして[2つ目]
•なぜ海外で生活してみようと思ったのか
•『社会の先生になるために、現地で写真を撮ったり話したりして、生の経験をもとに授業をしたい!』という思いから旅を始め、そこではじめて海外で言葉の壁にぶつかった経験
“伝えたいのに、伝わらない!”
“理解したいのに、理解できない!”
そんなもどかしさを覚えたことをお伝えしました。
[3つ目]
5カ国12人とシェアハウスをしたり、居酒屋でウェイトレスとしてバイトしたり、語学学校の友だちと遊んだり、一人で大陸一周してみたり…
そんな経験を重ねるうちに、自然と英語のボキャブラリーが増えていったこと。
そして、例え知っている単語が少なくても、”なんとかして伝えたい!” という思いがあれば、必ず意思疎通はできると気づいたこと。
以上の3つです。
私は生活している中で、自分の英語に◯や×をつけられることはありませんでした。英語は点数をつけられるものではなくて、あくまでコミュニケーションとしての手段.
みんなが知っている単語で、実はもうコミュニケーションが充分取れるんだ!ということをお伝えしました。
『例えば…冷蔵庫から牛乳取ってきてってなんて言おうかな〜』
というと子どもたちは、
子ども『ええと、、まずはPlease …!!』
私(なんてご丁寧…)
子ども『Take..』、『Milk !!!!!!!』
私(ええぇ、すごい!完璧!)
伝えたいことの正確さと丁寧さを兼ね備えた完璧な(コミュニケーションとしての)英語で答えてくれました!
牛乳が冷蔵庫にあるのは明確なので、冷蔵庫(fridge)の単語が分からなくても伝わりますよね。これで一つのコミュニケーションが成り立ちました。
こんな風に、完璧な英語を使わなくても”伝えたい思い”、そして”理解したいという思い”があれば、コミュニケーションが取れるんだということを実感してもらいたいという思いがありました。
“間違えたらどうしよう…” とか “伝わらなかったらどうしよう…”という不安は、段々と”絶対に伝えられるんだ” という自信に変わり、それが世界の人と話すワクワクへと繋がっていったのです。
子ども達は、最初から最後まで聴く姿勢が素晴らしく、私は見つめられてド緊張でしたが、
彼らの”聴いてます”という思いを態度で示す、そして考えをドンドン発信していく様子はとても勉強になりました。
ワクワクが伝わったといいな。
新玉小学校の校長先生、先生方、そして生徒の皆さま、素敵な発見と機会をありがとうございました。
後日いただいたお手紙には
似顔絵上手くなりたい!
日本や世界を旅してみたい!
英語で話してみたい!
など沢山のワクワクが詰まっていました。
Let’s Keep Trying !