えもてなしメンバー紹介008〜ユージ(Yuji)〜

「えもてなし」に参加しようと思った理由

みなさんはどんな人になりたいですか? 僕は感動するような作品をつくる人になりたいです。

僕が「えもてなし」に参加した理由は、似顔絵で感動を届けたいと思ったからです。 僕が似顔絵と出会ったのは、インドを一人で旅していたときのことです。 コルカタにある美しい大学のキャンパスを歩いていたときに、偶然見かけたさすらい風の似顔絵師に一枚描いてもらいました。

空港を出るなり騙されて一文無しになってしまった僕と、そんな僕を真剣な眼差しでペラペラの画用紙に落とし込む彼。 厳しい日差しの下、その鋭い目つきや独特のオーラに圧倒されつつ、通りがかりの人々の「いい絵ができてきてるよ!」という言葉を楽しみながら座っていました。

30分くらいして完成した絵を見た瞬間、その空気感ある似顔絵に本当に感動しました。 そして、「一生縁がなかったかもしれない土地に、素晴らしい才能を持った人がいるんだ」という発見にたいへん胸が踊りました。

以来、旅先で似顔絵を描いてもらうことが人生の楽しみのひとつになりました。 現在、自宅にはインド、タイ、イギリス、スペインで描いてもらった似顔絵が飾ってあります。 どのイラストにも、アーティストの個性に加えてその国独自のテイストが入っているように感じています

似顔絵を描いてもらうのを大好きになった僕は、いつしか描く側にまわりたいと思うようになっていました。 インターネットで「えもてなし」のメンバー募集を見かけたときは運命を感じて、ほとんど脊髄反射で応募させていただきました。

まだまだ未熟者ですが、これからたくさん練習を重ねて、一人でも多くの方に感動していただけるような似顔絵を届けていきたいと考えています。

この活動をとおして、してみたいこと

日常的には、SNSを通じて作品を発表していきたいと思います。

投稿を見返すことで、その時その時に何に興味を持ってどんなふうにそれを感じていたのかがわかります。それはまさに個人的な絵日記であり、それと同時に、同じ興味をもっている人たちとのコミュニケーションチャネルを開いておくことでもあります。

こり固まりがちのな人間関係が、絵を通じて豊かなものになることを期待しています。

オリンピック開催時期には、外国から来日された人々を「えもてなし」したいと思います。特に、最近一ヶ月間留学して習得し始めたスペイン語を役立てたいと思います。

海外旅行をすると、勉強して日本語を話せるようになったという方に出会うことがあります。僕は彼らと話すだけで嬉しくなりますが、それは僕が生まれ育った国に興味持ってくれていることを無意識のうちに感じているからだと思います。

¡Chicos, bienvenidos a Japón!

投稿日:2019年7月16日 更新日: